水・電気管理規定

1、博覧会の水、電気及び圧縮空気の安全使用を确保するために、展示館は、博覧会期間の水、電気及び圧縮空気を統一して管理する。

2、電気施設の設置は国家電力業界の規範・規定に適合しなければならず、国家の「低圧配電設計規範(GB5005495)」、「施工現場における臨時電気使用安全技術規範(JGJ462005J405)」、「建築電気工事施工品質検収規範(GB503032002)、「通用電気設備配電設計規範(GB5005594)」等の技術的規範と「消防安全技術規定」、「大規模大衆的活動安全管理条例」、「長春市大規模社会活動安全管理条例」、「長春市展覧規範」及び長春国際展示会センター電気設備設定管理規定」に定められた規範の要求に基づき、展示館侧に審査承認された設計図通りに厳格に施工しなければならない。配電盤は金属製の物を使用しなければならない。

3、電気施工者は、国家労働部門が発行した専業操作証書を所持しなければならない。施行中に、各種規定・制度を厳格に遵守し、規定違反の作業をしてはならず、展示館の検査に協力しなければならない。

4、各ブースで電力使用量を申請する際に、安全な許容電流を考慮し、線路、電気設備の過負荷、過電流がないよう、安全な運行を确保しなければならない。配電の回路毎の電気設備(灯具、コンセントを含む)の数は20を超えてはならず、総容量は3KW又は16A以下(本数を含まない)に維持しなければならない。標準ブースの場合、勝手に電線を引いてはならず、ネオンランプ、HIDランプ等の高温が生じる照明灯具を使用してはならない。なお、スポットライトと可燃物との距離は50cmを超えなければならず、照明灯具も100Wを超えてはならない。

5、各ブースはブース用の配電盤を自分で用意し、規定により安全なエアスイッチと漏電遮断機(30mA、作動時間0.1S未満)を装備し、なお、安全で、見えやすく、操作しやく、点検しやすい場所に設置しなければならない。

6、ブースの配電盤のメインスイッチ保護設定値は、展示館の固定配電盤スイッチ保護設定値の80%以下(80%を含む)に設定し、展示館の電力供給システムの安全な運行を确保しなければならない。ブースのスイッチ保護設定値はそれに適合できない場合、出展者又は施工請負業者がこの要求を満たすように、自ら調整しなければならない

7、展示館に各種証明灯具及び各種電気施設と材料を取り付ける場合、国家専門的安全認証を有しなければならない。

8、各ブースの設営において、消防検査に合格した器材を使用しなければならない。全ての電線は二重絶縁カバー銅線を使用し、その絶縁強度は国家基準を満たさなければならない。すべてのケーブルに関しては、電線管の不燃性処理を行わなければならず、リード線の断面は1.5mmとしなければならない。電気材料については、最大送電電力が十分であるものを使用しなければならない。ガードカバーのない単線、ツイストペア線、アルミ線の使用を厳禁する。配線の要求:線間電圧は三相5線式(L1L2L3NPE)、相電圧は単相3線式(LNPE)を採用する。

9、電圧の異なる線路は別々に配線しなければならない。動力電源と照明電源は必ず区別して使用しなければならない。施工業者が動力電源を照明に接続してしまったら、展示館は処罰を与える。すべての電源にそれぞれ保護装置を取り付け、超負荷で使用してはならない。照明電源に配電盤とコントロールスイッチを取り付けなければならない。

10、施工業者が自分で施工用配電盤(漏電保護スイッチ付き)とケーブルを準備する。施工用臨時電源の電線はカバー付きの銅線を使い、途中で途切れたりしてはならず、保護スイッチを付けなければならない。一つコンセントには一台の展示設備又は機械しか使えない。超負荷によるショートを防ぐために、複数口のコンセントを使用してはならない。

ブースの電気接続装置は完全に密封しなければならず、むき出しになってはならない。(難燃で絶縁性のある箱で密閉し、又は接触ポイントがむき出しにならないプラグインユニットで接続する)

11、全ての金属構造、金属カバーは地面に付けなければならない  (2.5mm²以上の複数芯のある銅線を使用する)。電気線路の配線は固定的に行わなければならず、勝手に棚、地面、通路に配線してはならない。電気線路が歩行通路を通る時にカバーを付けて保護しなければならない。絨毯と装飾物に内蔵されている電線を通る時に、途
中で途切れたりしてはならず、管(金属管又は難燃性のあるプラスッチク管)をもって保護し、金属管の場合地面との接触体の処理をしっかりと行う必要がある。導線を繋ぐときに絶縁テープで直接包んではならず、絶縁セラミック、プラスッチクスプライスで絶縁保護措置を取らなければならない。他は「低圧配電設計規範」を厳格に守って実行する。

12、電動ジオラマ、模型、ランプボックスは難燃或いは不燃材料で作らなければならない。全てのランプとその発熱部品、例えば整流器、低圧変圧器などの発熱ユニットは木造構造との間に安全距離を置いたり、不燃隔離層を設置したりして、可燃物から離れるようにしなければならない。電線は束ごとに絶縁管でカバーしなければならない。装飾ボックス、ランプボックスには放熱検査口を設置しなければならない。

13、ハイパワー仕様電気設備の設置・使用は展示館から承認を取得しなければならない。安全の确保を前提にしないと、使用ができない。ハロゲンランプ等の高温灯具及びネオンランプを勝手に設置してはならない。関係部門の検査に合格し、かつ、展示館から承認を受けてから使用することができる。ハイパワーハロゲンランプの使用を厳禁する。

14、ブース内に高温灯具を設置する場合、有効な保護措置を取らなければならない。高温、強光灯具のリード線には耐熱性のケーシングパイプを使用、かつ専用の金属棚に設置しなければならず、その周辺に可燃物を置いてはならない。高温灯具にガードカバーを付けなければならない。高温、強光灯具は少なくとも高さ2.5m以上の位置に設置しなければならない。灯具と設営材料、展示品の間に50cm以上の距離を置かなければならない。

15、施工業者、出展者は、館内の電力供給設備、照明器具又は動力回線に、勝手に電気設備を接続してはならない。これに違反することにより発生したすべての結果は自己負担とする。

16、展示館内の水、電気、空気設備の周辺に、可燃物及びその他雑物を置いてはならず、なお、ブース設営も水・電気・空気設備の動作を防げてはならない。

17、特装ブースに使用される配電盤は展示ホールのケーブルトレンチ又はステージの中に入れなければならず、廊下、消防通路、ステージの目立つ所に置いてはならない。

18、長春市政府の関連規定によると、直接排水を禁止する。機械用水の場合、出展者は、水循環装置を自ら用意しなければならない。そうでなければ、展示館は、その用水の申請を拒否する権利を有する。

19、展示館内に、加圧する圧力容器を保管、使用してはならない。

20、特殊な空気供給の場合、出展者はエアコンプレッサー及び空気溜め(圧力容器)等の設備を持参し、館外の指定位置に置き、かつ、その安全な運行を保証しなければならない。

21、主催者に危険性がある又は他の出展者若しくは来場者に安全上の危険性をもたらす可能性があると判断された設備について、主催者は電力供給を停止する権利がある。是正により合格した場合、電力供給を回復する。

22、すべての電力設備の電源の取り付け、配線と撤去は展示館の関連部門が実施する。展示館は、特殊な状況に対して特別に制限する権利を留保する。展示館側は、出展者のブースに入って検査する権利を有する。

23、各ブースは毎日展示終了時の閉館の時に、施設への電源供給を停止することを确保する。停止しない場合、主催者及び展示館は電源のブレーカーを落とす。それにより発生したすべての結果は、出展者及び設営業者が責任を取る。

24、24時間オールタイムの電力供給設備(照明用電力と同一の配電盤をシェアしてはならない)、供水、空気供給設備を必要とするブースは、事前に書面で主催者と展示館関連部門に申請を提出しなければならない。

——電力供給:220V 50Hz  AC単相、 380V 50Hz 三相(波動:+/-5%)。

展示期間における電力供給時間:8:30~17:00

——24時間電力供給は無停電電源装置として使用してはならない。照明用電源と機械設備動力用電源を分けて申請しなければならず、混用してはならない。

——ゲーブルと配電盤を各自で用意する必要がある。

——直接排水を禁止する。機械用水の場合、出展者は水循環装置を各自用意しないと、水を供給しない。